F1イタリアGP決勝

非常に面白いレースでした。
ちょい濡れのスタートで、ミシュラン有利の体制(ブリジストンはドライできついが、ミシュランはドライタイヤでも何とか走れる)
序盤で一時、フェラーリの二台がバリチェロ9位、シュー兄11位まで落ちたこともあり、
上位は5台まで10秒以内まで詰まっている非常に面白い展開。

5番手スタートの佐藤琢磨が途中でトップに立ったバトンから10秒会った差を4秒台まで持ってきており、
二回目のピットイン。
ピットアウトした終了時点で、バトン・アロンソ・シュー弟・琢磨とHONDA復帰後初優勝&ダブル表彰台も見えている展開。

しかし、シュー兄が二回目のピットアウトでぎりぎり抑えたと思ったが、シケインの立ち上がりであっさりと琢磨をパスして4番手。
途中でシュー弟が順位を落としていたので、シュー兄を抑えれば1-3フィニッシュもありえた展開です。

と、思ったたが、残り13週目でアロンソがスピン!!
これでバリチェロのピットアウトの段階で琢磨が抑えられれば、なんていってたら、
なんと、バリチェロがバトンの前!しかもシケインの飛び込みでシューがバトンを交わして2位浮上!
なんだこの展開!!

最終的にはバリ-シュー兄のフェラーリ1/2.続いてバトン-琢磨が3/4.
結果を見ればルノーをかわしてコンストラクターズ2位浮上なので、上出来のレースなのですが、
途中の展開を見ているものとしては復帰後初優勝まで見れてた。
しかし、残念というより無力感が漂います。
一時20秒まであったのに・・・。

なんだかんだでフェラーリのレースとなったイタリアGPでした。
やっぱり悔しいなあ・・・