キリンカップの相手はモンテネグロとコロンビア

キリンカップの相手はモンテネグロとコロンビア

昨年6月に分離独立したモンテネグロですが、日本とキリンカップを戦うことに。
今年の2月に監督が決定し、3月24日にハンガリーと親善試合をしたようですが、
FIFAにまだ未加入(申請中)、UEFAは加入したばかりということでおそらく日本が初の国際Aマッチになるのではないでしょうか。

旧ユーゴ系の国・選手とは日本は非常に縁が多く、
特に現在の日本代表監督は、最後のユーゴ代表監督であるオシム氏。
そのオシム氏の下でプレーしていた、「ジュニオ(天才)」サビチェビッチが現在のモンテネグロ協会会長。
「ピクシー」ストイコビッチセルビア・モンテネグロ会長を辞任しズベズタ(レッドスター)の会長。

この辺の話は木村元彦氏の著書に詳しく、一読をおすすめします。
最新刊の「蹴る群れ」についてはこないだ読み終わったので別途感想を書こうかな。
スポーツ、政治という別物であるべきはずのものが戦争によって混ざり合っていく姿が見えます。

誇り-ドラガン・ストイコビッチの軌跡-
悪者見参-ユーゴスラビアサッカー戦記-
オシムの言葉-フィールドの向うに人生が見える-
終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ

で、その肝心のモンテネグロ代表ですが、ヴチニッチぐらいしか知らないんですが・・・
ただ、初の国際Aマッチだとしたら、モチベーションも高いだろうし、EURO2008にも参加してないしで
ベストの布陣でくるとおもうんですよね。
こはちょっと期待したい。

方やコロンビア代表は堅守が売りですので、控えメンバーでも十分レベル高いですが、
「南米最速DF」ことイバン・コルドバが来日してくれるかが気になりますね。
俊輔曰く、「一番いやだったのはコルドバ。痛いから。」という身体能力とあたりの強さのなかで
どれだけ日本人がやれるかが見たいです。

・・・バレンシア戦の後で見せた別の痛さは見せなくていいですよ? →証拠写真