なにこのアウェイ戦のお手本のような展開


フィオレンティーナ 0 − 2 インテル


10分:ヒメネス
44分:クルス



押されながらもクロスや最後のスルーパスの時点でしっかりカット・クリア。
センター2枚と中盤の三枚でがっちり中央をカバーし、両サイドバックヒメネスを使い前に出て、
クルス・ズラタンで決定機を作る。


二点ともズラタンが起点となってとった得点でしたが、その前後は必ず押し込まれてた状態から、
ツータッチで得点機会を作るズラタンのキープ力・周りを使う能力はずば抜けてますね。


本人の決定機はフレイの好セーブに阻まれましたが、アシストは完璧。
きっちり決めたヒメネスとクルスはさすがですが、今日は後ろの守備が目立ちましたね。
中盤はカピタンの運動量が支え、中央突破はさせず、最終ラインはサムエル・コルドバカンビアッソが戻って対処。
で、サイドにはキブ・マイコンが支える(マイコンが上がった後はコルドバがサイドに出てカンビが下がる)


後半はヴィエリが投入され、中央の核ができましたが、カンビアッソがほとんど中盤の前に出ず、
動きまくるムトゥをケアしてるなどきっちり守りましたね。


例によって80分には兄貴が登場。試合を終わらせる役目をきっちり果たして終了。



今季好調のヴィオラですが、怖さがまったくなかったですね。力の差を感じました。
その点ではユーヴェはやっぱりユーヴェで、勝ち点ではヴィオラより下ですし、選手も小粒ですがやっぱり怖かった。
やっぱり本当の敵はユーヴェであり、ミランであり、ローマですね。



そのミラン、昨日ユーヴェとやりましたが、まだ前半終了時点までみて0-0で同点。
このまま終われば最高の結果なんですけどねwww



■今日のハイライト

 でも相変わらず「CLで本当に強いチームとあたらないとわからない。」と繰り返すコメントに実況が一言。
 「じゃあインテルの評価は来年5月まで出せないってことですね」と的確な表現。
 ・・・もっともだけど川勝さん、それだと今の試合に解説で呼ばれてる意味ないよw

  • キブ・スアソがマテスイッチを習得したようです

 ※マテスイッチ:リードしている試合の終盤で発生する。
  体のさまざまなボタンを敵に押されると倒れて痛がるが、味方も「早くたてよ」という顔をするぐらいオーバーに痛がる
  →実際怪我をしやすい二人なので本当だったらむしろ困りますが