女子W杯もスパイとか言ってますが、こっちは罰金一億ユーロ


日本円にして114億円。
ただし、今年のコンストラクターズポイントを全部剥奪される代わりに、2000万〜3000万ユーロぐらいに軽減されるそうですが、
それでも20〜30億ですしね。
それに、TV放映権の払い込みもなくなるようです。


ソース:マクラーレン、フェラーリからの技術スパイの判決が決定


 前代未聞のスパイ疑惑は、たどった経過も異例だった。事件発覚後の7月、FIAは「マクラーレンの車に、フェラーリの技術が使われた証拠がない」と無罪の評決を出したが、フェラーリ側は激怒し、法廷闘争も辞さぬ構えを見せた。だが9月になり、FIAは「新たな証拠が発見された」と発表。14日にFIAが公開した証拠は、テストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサが、同じスペイン人のフェルナンド・アロンソにあてた「フェラーリからもたらされた情報は信頼性がある。元チーフメカニックのステップニーからだからね」という、3月25日付の電子メール。この日の裁定にマクラーレンは激怒し、ロン・デニス代表は「評決は妥当なものではないと認識している」と控訴する構えだが、この証拠を見ると分が悪い。

 さらにFIAは、マクラーレンに対して来年の新車に関する詳細なリポート提出を義務づけた。そのうえで12月に来季の処遇を考えるとのこと。F1の中心的存在のチームが、一転して2季連続で選手権から除外される異常事態もあり得る。

 ◆マクラーレンスパイ疑惑 6月、フェラーリが、前テクニカルマネジャー、ナイジェル・ステップニー氏を、機密情報を持ち出し、他チームに流したとして刑事告発。情報を流した相手がマクラーレンの前チーフデザイナー、マイク・コフラン氏と後に判明し、家宅捜索で780ページに及ぶ資料が発見された。


他のニュースをみると、デ・ラ・ロサからのメールには結構細かい事が書いてあったらしく、
どちらにしろ、家宅捜査で資料が証拠として出てしまってるからね・・・。
資料がでてるだけなら、「所持したけど使ってない」と言い逃れできたと思うんですが、
デ・ラ・ロサのメールで「スパイの結果であると認識して使用していた」ことがばれちゃったわけで。


多分デ・ラ・ロサは解雇されるんじゃないかな・・・。好きなドライバーだったけど残念。