HONDA今度は「撤退」


将来は完全に「白紙」
早くも三社から買収の打診
佐藤琢磨「強いショックを受けている」


投資に因るガソリン高騰→金融危機でセカイのトヨタですら赤字になる状況ですから、
大企業ではないHONDAが資金面からの撤退になるのは仕方がないと思います。
特にコンストラクターズで上位に入った2006年以降、ヒットするマシンがなく2007年・2008年と不振、
さらにタバコ広告禁止のあおりを受けてBATが撤退したあとメインスポンサーなしでのレース。
これは続けるメリットがないと判断するのが普通ですが・・・。

福井威夫社長は「完全に撤退。将来のことは完全に白紙」と語り、可能性にも言及しなかった。 

前回は「休止」という言葉を使い、状況が改善したら復帰することも含んでいましたが、
今回で完全に撤退と言う言葉を使ったことは非常にショックでした。
HONDAはもともと二輪メーカーですから二輪のレースをやめない以上、レース屋としての魂を捨ててはいないでしょうが、
故・本田宗一郎と故・アイルトン・セナの逸話を生で見ていたオールドファンとしては、
松下電器が松下の名を捨てたように、HONDAもHONDAとしての看板を捨てたのだなあと言うのが正直な感想です。
(企業としての判断としては正しかったと思います。今のF1はかかり過ぎるので)